raytrektab(レイトレックタブ) DG-D10IWP使ってみた所感まとめ【買ってよかったものリストあり】

  • 2019.02.05 Tuesday
  • 23:45
去年12月に発売となったraytrektab DG-D10IWP、最速で注文したので12月中に届いていたんですけど1月中旬のイベント向け原稿に追われていたため全然セットアップが進まないまま過ごしてしまっておりました……。
最近ようやくまともに使い始めたので、あれこれメモっておこうと思います。
購入をご検討中の方のご参考になれたら嬉しいです。
raytrektab DG-D10IWP 公式ページ

スペック面は公式ページやもっと専門的にレビューしているサイトさんをご参照いただいた方が良いと思いますので、とりあえずはraytrektabで板タブからタブレットPCに移行したという立場で所感を述べさせていただきたいと思います。

お絵描きにはすんごく使いやすい。

私個人、板タブ暦がそこそこ長くてもう20年近くwacomの初代intuosを使い倒している次第でして(PCのOSがガンガン変わってるのに全然トラブルもなくハード故障もなくペンもペン芯も買い替えせずに使えているという超優れものでwacomマジすげえと日々感動しています)、すっかりデジタルでは板タブに最適化されてて特に不満もなかったんですが、それでもやっぱ直接描けるかのようなアナログに近い感覚はすごく楽でした。

raytrektabはお絵描き特化型にチューンナップされていることで有名ですが、ペンの軌道が処理落ちなく線になるところはさすが「お絵描きタブレット」を称するだけはあり、ストレスゼロで非常に快適です。
追跡も描画スピードも申し分なし、筆圧検知も素晴らしいです。
ペンの傾きもしっかり拾ってくれるので、チョークや鉛筆といったツールでのデッサンにも対応してくれそうです。

また、10インチのタブレットPCなので取り回しもなかなか良く、紙と同じようにぐるぐる回しながら描くのも楽にできるんですが、画面を動かしてもペンがズレることもないし傾きの向きがバグることもなく、本当に紙に描いてるのと同じ感覚のレスポンスです。
とにかく反応が良い、そして違和感がない。
すごいなぁ。

んで、付属のデジタイザーペンのすごいところは、なんといっても充電いらずなところ。
新型付属のデジタイザーペンには消しゴムツールがついていないのが不満、というユーザーの声も散見されますが、個人的にはそこはあんまし気になりませんでした。
むしろ、ペン先が細くなったために、画面とペン先の視差がはっきり判っちゃうことの方が気になります。
いまだに脳が慣れてなくて、よく「あれ?あれ??」て何度も描き直す羽目に陥っています……早く慣れたい…… orz

■これも一緒に買うと幸せ率が高いと思うアイテム


raytrektab DG-D10IWPはペンも保護シートも付属しているので、初期セットにお絵描きソフトをインストールするだけでも十分お絵描き可能になってます。
しかし、より快適に使うために「これもあるといいよ!」的なアイテムがいくつかありましたので、ご紹介させていただきます。

1. キーボード


私は前述の通り、タブレットPC初心者なので、セットアップ自体が結構わたわたしまして、「あーーーキーボードほしいーーー!」と頭をかきむしってました。
だってなかなかソフトウェアキーボードが表示されなかったりするんだものーイライラしたり不安になったりするんですよー。
キーボード、あると便利です。すごく。
本当は本体と一緒にキーボードも買っておきたかったんですけど、できたらカバーと一体型の無線キーボードが欲しかったんで、なかなかグッとくるアイテムが見つからなかったんですよね……。
いろいろ探してるうちに公式から純正(?)のカバータイプキーボード (raytrektab 10インチモデル専用) が発売になったんでそれをゲットしました。

カバーがそのまま支えになるタイプで、ペンホルダーもついてるし、気に入ってはいる……んですが……これ、無線キーボードではないんですよね……。
公式サイト上で無線キーボードカテゴリに入ってたから多分Bluetoothだろうと思い込んでたので、無線だけど接触型と知ってガッカリしました orz
いや何がガッカリって、キーボードつないで絵を描くの至難の技なんですよこれ!
接触が簡単にはずれるとか画面の向きとか諸々の事情で正直無理。
上の写真のように、支えで本体を立たせた状態で描く時しか使えない。
私はそれだと全然まともに絵を描けなくて(漫画じゃなくてキャンバスで絵画を描く感覚だと使いやすいのかな?)「OH……」と声が漏れました。
私は漫画を描く時に、ラフの段階で一回セリフを置いてフキダシのサイズとか位置を調整してるんですけど、そのやり方ができないのがちょっと切ない。
キーボードをお絵描きにも使いたい方は、純正のカバータイプキーボードは避けた方がいいかもしれません。
あ、あと、キーボードの反応はやや鈍めですので、ブラインドタッチできる人がいつものスピードで入力しようとすると2/3くらい入力が無視される感じです。
「あいうえお」って入力した時に「あえお」って出てくるみたいな感じ。


2. 2本指グローブ (2019.04.20追記:静電防止タイプがマスト)


液タブとかタブレットPCで絵を描かれる方々には既に常識とは思いますが、とにかく2本指グローブは必須ですね……。
既にどれ買ったかよく判んなくなってるんですけど、多分この辺買ったんじゃなかったかしら。
結構安いのいっぱいありますよね。

ペンタブレットもOK 2本指 グローブ (M) アーティストグローブ 液タブ 汚れ防止 イラスト デッサン トレース台 右利き 左効き 両用 手袋 …

しかし悲しい汗っかき体質なので、使い始めて30分もするとグローブ越しに私の肌を検知して誤作動するようになってくる orz
グローブの下にビニール手袋もすべきだろうかと悩んでいます……もしくはもっとお高いやつなら大丈夫なんでしょうか。

[2019.2.12追記]
2本指グローブに苦戦している私を見た同居人に
「紙で描いてた時みたいに描く手の下に紙敷いてみたら?」
と提案されて、それもそうだなとやってみたらそれが結局一番快適でした……。
確かに、液タブでお菓子かサプリのプラ袋敷いて描いてた漫画家さんがいた気がする……。
2本指グローブ、なくてもいいかも……。

[2019.4.20追記]
紙を敷くのもやはり手のひらを検知してしまうことがあり、やはりグローブは必要なのか……と悩んでいたところ、静電防止タイプの2本指グローブを発見したので試してみました。
かなり誤作動が減り、一番快適です。
(ただし耐久性はイマイチかもしんない……使い始めて一週間でほつれが発生し始めている)

エレコム 2本指グローブ 手袋 Lサイズ 誤動作防止機能付 液タブ/板タブ/ペンタブ/iPad/スタイラスペン/Apple Pencilの使用に最適 左利き右利き両用 TB-GV2L

サイズ感をよくチェックせずLサイズを購入してしまったのですが、案外大丈夫でした。ちょっと大きめなおかげで手首まで覆ってくれて、手首付近が触れることによる誤作動も減ったのが怪我の功名ですw
サイズチェック用の説明も裏面にあるので掲載しておきます。


3. TABMATE


キーボードがお絵描きに使えないと判明したので慌てて購入したのがTABMATEです。
いわゆる左手デバイスという奴ですね。


■CELSYS公式サイト TABMATEページ
https://www.clip-studio.com/clip_site/tool/items/tmc_plan

これは非常〜に良かった!
軽いし片手にすっぽりおさまって持ちやすいし、反応も非常に良くて超優秀。
キー割り当てもかなりバリエーションがありますし、慣れるとすごく時短になっていいと思います。まだ私は慣れてなくてまごまごしてますけど。
CLIP STUDIOのアカウントを持っていれば公式サイトで割引購入できますので購入の際はご注意を(Amazonで買うより安くなりますよ)。
CLIP STUDIO用の周辺機器なので、基本的にはその他のソフトには対応していないのですが、「JoyToyKey」などの変換ソフトを併用するとCLIP STUDIO以外のソフトでも使用できるようになるそうです。
今のところ私はCLIP STUDIOでしか使ってないんで、このあたりまだ全然詳しくないんですけども……。

4. ペーパーライクフィルム


raytrektab DG-D10IWPには「手書き風液晶保護フィルム」が付属していて、出荷時に貼られている保護フィルムと貼り替えられるようになっています。
最初ね、出荷時の保護フィルムに気づかなくてね、手書き風液晶保護フィルムを重ねて貼っちゃって「うわーペン先との視差すごいなー」とか思ってました。すいません。
でも二重貼りしてたのにペンのレスポンスとかは全然ストレスなかったんですよ、逆にすごいなと思いました。

しかし、貼り直してみてもあんまり描き心地が好きじゃなくて(なんだかブニブニしているしペン先のひっかかり方に粘りがあって無駄に力を入れて描いてしまいがちになりました)、おそるおそるPDA工房のペーパーライクフィルムに手を出してみたら、これがとても良かったです。

特殊処理で紙のような描き心地を実現 ペーパーライク保護フィルム raytrektab DG-D10IWP (10.1インチモデル) 日本製

とにかく気持ちの良い書き味。
ざらざら感がいいし、堅さも板タブに慣れてる身としてはちょうど良い感じです。
ただ、デメリットもあって、画面がちょっと白っぽくなってしまいます。
↓↓↓実際貼った画面はこんな感じです↓↓↓

私はモノクロ漫画がほとんどですしカラーもそんなこだわりないので全然許容範囲なんですが、色彩に気を使っている方にとっては割と致命的なデメリットかもしれないですね……。
あと、ペン先の磨り減りが半端なく早い。無慈悲に減る。

簡単なイラスト1枚描いただけで笑っちゃうくらいペン先の形が変わったので、これはペン先交換ができない新型デジタイザーペンだとかなり厳しいかもしれません。

5. 透明保護シール


本体の裏側に、製品番号が書かれたシールが貼られているんですけど、このシールがすぐ白っぽくなってきてなんなら剥がれるイキオイでした……。
届いてすぐ、セットアップの一番最初に、上から保護に透明なシールなどを貼っておくことをお勧めします。

箱にも製品番号が貼ってあるから気にしなくてもいいとは思いますが……。
シールは、たまたま手元にステッカー製作キットがあったので、余った部分の保護用透明シートを使いましたw

【Amazon.co.jp限定】 エーワン 手作りステッカー 下地が透けない 28875 2枚パック

■CLIP STUDIOで最初にやっといた方がいい設定


raytrektab DG-D10IWPはかなり処理速度も優秀で、ソフトはパッと起動するしCLIP STUDIOでの操作にも特に問題はないんです……けど、使ううちに重たくなってくることがあるのが気になって調べてみたら初期設定が割と鬼でびっくりしましたw

1. 取り消し回数を減らす


取り消し回数の設定が、MAXの200回になってました。
そら使ううちに重くなるわ……という訳で、ガッと減らして10回くらいにして使ってます。ぐっと快適になりました。
とはいえこの辺は人によっては「いや200回必要でしょう」と思われるかもしれない……しかし履歴の記録が多いのは確実にPCに負担になるので、トレードオフとして考えることをお勧め致します……。

2. 筆圧設定


これはraytrektab公式サイトや公式twitterアカウントでも告知していることなのですが、デフォルトの筆圧設定だとあまり使いやすくないです。
公式のお勧め設定がランディングページのFAQにありますので、参考にすると良いかもです。

■raytrektab DG-D10IWP ランディングページ
https://www.dospara.co.jp/5info/cts_dg-d10iwp

しかしこの辺の設定も、前からCLIP STUDIOを使用している場合はそのまま設定を引き継いだりできるのかな……?
私の場合、COMIC STUDIOからの乗り換えなので、まったくの初期設定からスタートしてるケースになっておりますのでご留意くださいです。

[2019.6.24追記]
筆圧設定がようやく自分に最適化できてきたので記事にしました。

raytrektab(DG-D10IWP)でのクリスタ筆圧設定&本体熱対策

ご参考になれば嬉しいです。


あっ、そういえば旧型のペンと新型のペンの書き味が結構違うので、比較画像も出しておこうと思います。

同じ設定・同様の筆圧で描いたものです。
旧型ペンの方が若干太い線になるようです。

ちなみに初めて0からraytrektabで描いたのがこちらです↓↓↓
https://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=72992371
raytrektab以前の絵とあんまり変わってないように見えてたら大成功だなあ。


なんかすごい長くなった割に大したこと書いてなくてすいません……。
何かひとつでもお役に立てたら嬉しいです。


最後になりましたが、web拍手ありがとうございました!
すごく元気いただいてますー。

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