COMIC CITY SPARK 13スペース掲載しました

  • 2018.09.08 Saturday
  • 23:04
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サークルカットやおしながきも掲載中です。

http://redredsea.under.jp/offline/event/

当日は新刊はありませんが、無料配布漫画を予定してます。
あと、在庫僅少になっている「neon tiger.」をとらのあなキーパーで取り置き依頼受付中です。
https://toranoana-keeper.com/sell_items/524
もしよろしければご利用ください。


話はまったく変わりますが、先週も「銀魂2」「無垢の祈り」と映画2本観てきました。

いや〜ひどかったです「銀魂2」(褒め言葉)。
今回もいろいろとひどかった。
橋本環奈ちゃんに何やらせてんだとかカツラップいるか!?とかトッシーと土方の演じ分けがすげえとか佐藤二郎さんが自由すぎるとかいろいろありますけど、もうすっごい面白かったしキャストのビジュアルは相変わらず完璧でした。
河上万斉や伊東鴨太郎も素晴らしかったですが徳川茂茂もぴったりで最高でした。
今回は定春出てなかったけどもふもふ成分は全部ネ…じゃなくてアライグマバスにつぎ込まれたっぽいですねw
アクションも良かったです。
ストーリーも濃厚に詰め込まれてて原作ファン的にも満足度高かったです。
ギャグパートも素晴らしかったしシリアス部分も良かった……とにかく楽しい映画でした。

「無垢の祈り」は2周年記念アンコール上映を観て来た次第ですが、いやーこれは本当にすごかった……。
もともと平山夢明が好きなのと、予告映像の工場街の映像と音楽がすごく気に入ってしまって「あ、これは観に行かなきゃ」とがんばって観てきました。
平山夢明が好きと言ってもちょいちょいつまみ読みしてる程度なので、「無垢の祈り」原作の方は未読なんですが、結果としてはそれがまた良かったのかも。
物語にあまり先入観のない状態で視聴したおかげで、実写化作品ではなく、ひとつの映画作品として観ることができたのはある意味ラッキーだったような気がします。
ラストもちょっとだけ違うらしいし、ストーリーの途中にあった映画オリジナルのシーンなども、先に原作を読んでいて自分なりの作品解釈を持った状態で観てしまうと素直に楽しめなかったかもしれないな……と思いました。
それにしても、撮影地は川崎だったそうですが(観ながら「川崎っぽいなぁ」と思ったら本当にそうだったw)、住宅地も工場街もとにかくうらぶれてゴツゴツしていて錆が浮いていて夜の繁華街は脂の霧が漂っていそうで、その中をたった一人で彷徨い続ける幼いフミの姿に胸が苦しくなりました。
フミ役の福田美姫ちゃんがまたすごい美少女なだけでなく目力の強さがとんでもなく印象的で、大人びた表情をするのに廃墟でふらふらと意味もなく棒を拾ったり釣り下がった鎖にジャンプしてみたりする動きは子供らしさにあふれてるというアンバランスさがまた悲しみを誘うんですよねこれが。
こんないたいけな子供があんな大人びて怯えた顔になってしまっているのが切ないしやるせない。
児童虐待は防がなくてはならんとはもともと思っておりましたが、映像で観るとその思いと現実とが強くリンクするようになった気がしました。
それにしても、おそらく映倫的な問題をクリアするための苦肉の策でもあっただろう等身大人形を使っての児童虐待シーンは映画ならではの素晴らしい演出ですね……虐待を受けている人が「これは自分ではない別の誰かが体験してることだ」と思い込むことで心を守るという話を耳にしますが、そういう心情とも重なってある種のリアリティさえ生まれたように思いました。
あとこれネタバレなんで伏せますけど(反転で読めます)、なんかこーいろいろと考えてしまいました。
納屋みたいなところでフミが出会った眼帯の女性、あれはやはり20年後のフミですよね。
等身大のフミ人形を操る黒子として登場してることを考えても、それは間違いないだろうなぁ。
骨無しチキンの死刑が実行されたという20年後のニュースを聞く大人のフミが囚人服と思しきものを着ているのは、骨無しチキンと一緒に殺人行脚をしようとして捕まってしまったという"その後"のストーリーを暗示したものなのかな……とか想像してます。
フミが聞いてたラジオでは「半年間で5人」と言ってたけど、あのシーンのニュースでは「7人を殺害」と言ってて、義父のほかにもう1人殺害してるんですよね。
しかも割とすぐ捕まったらしいことを考えると、フミが一緒だったから捕まっちゃったのかなとか……。
監督いわく「自分の中ではストーリーが決まっているけど、あえて明かしません。皆さんそれぞれに想像していただきたい」とのことなのですが、すっごい聞いてみたいです……。

ラストのクレジットで工場街が上下反転して流れますが、これは単にオープニング映像を反転させただけじゃなく、地の光を天の星に見立てた演出なのかな……とか思いました。
オープニングの生理的に恐怖を呼び起こすような重低音と真逆にバイオリンの切なく美しい音が流れるのも象徴的ですよね。

上映後は、平山夢明先生、亀井監督、義父役のBBゴローさん、フミ人形と人形遣いの綾乃テンさんによるトークショーがあったんですが、これがめったやたらと面白くて映画の鬱を大分薄めてくれましたw
トークショーにはフミ役の福田美姫ちゃんのお母様も登壇されて、当時の美姫ちゃんはとても楽しんで撮影をこなしていたことや現在も元気にお仕事をがんばっていることを話してくださって、観客を安心させてくださいましたw



俳優かと勘違いしてしまうほどの迫真の演技を披露したBBゴローさんは劇内では胸糞悪いクズそのものでしたが、トークショーではサービス精神旺盛でお茶目な芸人さんでした。
カメラ目線をお願いした訳でもないのにポーズまでとってくださって、本当にありがとうございました♪
「想い出がいっぱい」の恐怖版替え歌面白かったですw



トークショーで特に印象的だったのは、観客から「フミのような状況にある子たちに声をかけるとしたら、先生ならなんとおっしゃいますか」と質問があった際の平山夢明先生の回答でした。
虐待する人は、人格の問題云々とは別の問題があって、ただ"人権に無知"なのだと。
例えるなら、我々は家の中で虫を見かけると殺したり追い立てたりするけど、もしかしたら虫の方は高度の知能を持っていてしかも平和主義である可能性もある。
しかし我々は今のところ彼らの思考について知る手段を持たない。
虫の方からすれば、力が強く説得が通じない相手である我々からは逃げるしかない。
それと同じで、無知な相手に働きかけても言葉は通じないので、まずは逃げて自分の安全を確保してほしいとのお話で、「逃げて」というメッセージ自体は珍しくはないですが、その理由の「人権に無知な相手」という概念が印象的でした。
善悪の概念ではなく、状況をよりフラットに判断している言葉だなーと。
攻殻機動隊の1巻でバトーから「おまえ…人権て言葉知ってる?知らねえだろうなあ…」と苦笑された素子が「定義は知っているけど見たことないわ」と返答するシーンを思い出したりしました。

諸事情でソフト化はされていないのですが、もう一度観たい映画だと思います。
とりあえずアップリンククラウドでもっかい観るかなー。

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  • 2018.10.30 Tuesday
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