fkmt漫画追加しました&BOOTH通販の終了日お知らせ

  • 2020.05.14 Thursday
  • 02:07
5/5のエアブー&フクモトロジック オンライン 3.5に参加させていただいた際のエア無配漫画をアップしました。
前回のエアGHに次いでオンラインイベントは2回目でしたが、twitter上でたくさんの方々の作品が拝見できてとても楽しかったです。
今回はちゃんと事前に自分の作品を用意できてたので当日は満喫させていただきましたw
フクロジ主催のチャウチャウ様、また参加されました皆様も、本当にお疲れ様でした&ありがとうございました!

その昔、フクロジ3に参加させていただいた時のことを思い出して感無量でした。
http://mandara.redredsea.under.jp/?eid=33


個人的な意見で恐縮ですが、一条さんって別に無差別に人を痛めつけるのが好きな訳じゃなさそうなのに対して、村上は息をするように暴力を使うタイプじゃないかと思ってまして……。
ていうかこれ、私が一人でひっそりそう思い込んでたんですけど、アニメカイジ放映時に一緒に観てただけの同居人もほぼ同じ感想を抱いてたんですよね。
「主任の方は人を殴ったりするのが好きそうだけど、一条さんは仕事でそういうこともするけど基本的には興味がなさそうだよね」言うてて、あ、やっぱ私のイメージ間違ってなかったわーと安心しました。
(サンプルが少ない)

しかしこんな嬉しそうな主任描いたの初めてですよ。
fkmtで活動するようになってもう8年くらいになりますが、こんないい笑顔の主任を描く日が来るとは思いませんでした。
世の中何があるか判りませんねえ。


話は変わりまして、BOOTHにて既刊を通販中ですが、イベントも終了ということで一旦クローズさせていただきます。
5/18に閉める予定ですので、よろしくお願い致します。
ちなみに、今年はイベント参加予定はありません。
もしかすると来年もオフ参加はしないかもです……。
https://mandara.booth.pm/


どうでもいい話ですが。
GW中に「ホドロフスキーのサイコマジック」を視聴しました!
ずっと楽しみにしてたので、観れて嬉しいです。
映画監督としてのスキルって人を癒すことにも使うことができるんだなと目から鱗でした。
確かに、人の内面を表現するための状況設定や演出は得意分野ですもんね……。
満たされなかった何かを演技や演出を通して再現することで充足させて癒すという手法はすごく興味深いです。
特に、親との関係で苦しんでいた女性のケースで、胎児から乳児、そして自分の足で歩くようになるまでを疑似体験させるという演出は大変興味深いだけでなく絵としても美しくて、まるで宗教画を見ているような気持ちになりました。
演出というよりも状況として衝撃的だったのは、88歳にして重めの鬱症状に悩まされているという女性のケース。
演技指導によるセリフなのかどうかが判断できませんでしたが、人からは幸福に見える自分の人生がいかに虚しくつまらないものであったか、自分にとっての真の幸福を求めることなく他者からの羨望だけを目的とした選択を繰り返した結果、自分の中には怒りしか残らなかったということを激しく訴える姿はまさに衝撃。
もしあれが本人の言葉なのだとしたら、成熟すべき年齢になっても(というか人生の総決算の時期だからこそなのかもだけど)己の生き様を受容できずに激しい怒りや後悔で己が精神を痛めつけてしまうことがあるのかと暗い気持ちになりました……。
作中ではホドロフスキーがその女性に癒しのきっかけを手ほどきするところでそのケースの紹介は終わっていましたが、その後彼女は平穏を得られたのか、気になって仕方ないです……どうか、幸せまではいかないにしても、「まあこんな人生も悪くはなかったかもね」くらいにソフトに受け止められるようになってほしいと願います。
他に印象的だったのは、最初に紹介された、母親の愛情を巡って対立していた兄弟のケースで登場した人が、他のケースで疑似親を演じていたらしいこと。
前述の、子供としての体験を演出で疑似的にやり直すようなケースは他にも登場していたんですが、そちらの方に父親役として登場していたように見えました。
年数が経っていたこともあって顔や体格は似てるかどうか判断しづらいんですが、肩にあったタトゥがどうも同じっぽくて。
ホドロフスキーによって癒された人がスタッフとして協力しているのかもしれないと思うと、多くの人が納得できているすごい技術なんだろうなあと改めて感動します。
とはいえ、ソーシャル・サイコマジックはちょっと正直ドン引きしました……w
集団による念のパワーで癌を癒すって、プラシーボ的なものを最大限に利用してるんだろうとは思うんですけど、あそこまでいくと深層心理に働きかける演出というよりむしろもう宗教になっちゃってませんか……。
映画全体の感想としては、個々の例の紹介が興味深かったのはもちろんですが、映像や音楽が美しく色褪せていて、生々しさが削られていることで一種ファンタジックなイメージになっており、最初から最後まで夢を見ているような気分でした。
ものすごく盛り上がるとか感情を揺さぶられるとか難しい問題をつきつけられるという内容ではないんですが、不思議とひとつひとつのシーンが印象に残る映画です。
あ、この状態がすでにサイコマジックにかかってるということなんですかね?
だとしたら私も何か自分の問題解決につなげられたらいいんだけどなあw


最後になりましたが、web拍手ありがとうございました!
すごく励みになります〜。

fkmt漫画追加しました&エアブー・フクモトロジック 3.5参加します

  • 2020.04.12 Sunday
  • 17:07
fkmt漫画に「外出自粛録ハンチョウ」を追加しました。
外出したいけどできないよね今は……個室は前に沼川が体験して退屈そうにしてましたが、きっと一人じゃなくあの3人でなら楽しく過ごせるんじゃないかなと思います。
ていうか絶対途中で宮本さんが差し入れ持って乱入してくるよな……せっかく個室なのに3人も入るってのもどうかと思うがさらにそこに黒服1名も追加って部屋ぎゅうぎゅうだよ……。

ていうかここで終わりかよ!話になってないじゃん!という感じですが、私が続き描いたところでグダグダで面白くなりそうにないと思うので出オチ的なネタとして終わりにしたいと思います。
むしろどなたか続きを描いてくださいお願いします。


また、5/5に開催予定のオンラインイベント「0505#エアブー超GWスペシャル」に参加します。
さらにその中で開催予定の福本作品エアプチオンリーイベント[フクモトロジック 3.5]にも参加予定です!
フクロジのすっごい楽しかった記憶が今でも忘れられない(一緒に参加した友人の名言「フクロジに住みたい」もまた日々の暮らしの中で度々脳裏をよぎる)ので、オンラインイベントとはいえすごく嬉しいし楽しみです。
せっかくだから新刊用意しなよって話ですけどそれはちょっと難しいかもですすいません……。
当日はせめてネット上でなんちゃって無料配布みたいな感じに1ページ漫画とか公開できたらいいなと思います。
また、エアイベント後もフクロジ3.5ではしばらくサークルリストを公開いただくとのことなので、BOOTHの方も当面は公開したままにしておこうと思います。
来週あたりにBOOTHは閉じようと思ってたんですが、せっかくですので……ネット上でも、ジャンルの盛り上げの一助となれれば嬉しいです。

しかしエアブーに登録したら、受付メールに「苦しい時期ではございますが、なにとぞ執筆活動を続けていただければ幸いです。
私たちも、印刷会社・専門書店さんとも連携し、必ず「場」を準備してまいります。」ってあって、なんか……武田さんに言ってもらえたような気が勝手にしちゃってちょっと泣きそうになりました。
追悼本やそうさく畑ファイナルにも参加しちゃったくらい、"おじさん"は自分にとっては本当に同人においての心のよりどころのひとつだったんだよなあ……。
でもこんな状況を武田さんが目にしなくて良かったような気もして複雑。
ただでさえいつも大変そうだったのに、こんな状況になったらまたきっと無茶を重ねてすごく苦しい思いをされたんじゃないかと思うと……いやもう複雑だな……ホントに……。

ここんとこいろいろと気分が落ち込むニュースが続いているためか、最近また漫画描きたい欲が復活してきました。
いやあ……学生時代は漫画描きたい欲が旺盛だったのって、単純に抑圧がすごくて現実逃避したいという心境からだったんだなあと改めて思い知らされました……確かに、漫画描いてる時はその世界にトリップしちゃうし手を動かしてるから何かを作っているという達成感もほんのりあるしで、私にはある種のマインドフルネスだったんだなーって……。
かっこよく言ったところでただの現実逃避なんですけどね!
いい歳なんだからちゃんと現実と対峙しろと世間様には叱られると思いますが、うっせえ黙れ一生現実から逃げ続けてやるわ!(サムズダウンしながら)という気持ちで生きていきたいと思います。


最後になりましたが、Web拍手ありがとうございました!
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期間限定通販のお知らせとエアGHでのエア新刊

  • 2020.03.29 Sunday
  • 23:26
GH大阪3の振替日が発表されましたね!
が、ちょっと今回は見合わせようと思います……残念ですが……すごく行きたかった……。
そんなに行きたいなら参加すればいいのにって話なんですけど、いや今回のイベントの「本当にやるのかどうか先行き不透明」ってのがものっっっっっすごくストレスになっちゃってて、もしまた6月にも同様の状況になったら本当にやばいな〜……という感じでしたので、心身のために涙を呑んで見送ることに致しました……。

その代わりって訳でもないですけど、BOOTHにて期間限定で既刊の通販をやってます。
4月中旬くらいまでを予定してますので、よろしければご利用ください。
https://mandara.booth.pm/

あと、twitterでやってたエアGHに乗っかってエア新刊サンプルを2冊分公開したのを[fkmt]の「その他」にアップしましたので、ご覧いただけると嬉しいです。

ところでストレスの話なんですが、いや〜もうね、背中がガッチガチになっちゃって痛くて仕方なくて……っていうのはまだしも、口内炎とかできちゃってたんですよ。
んでその口内炎、延期が発表された日の翌朝には治っちゃったんですよ……身体に影響出すぎでしょ……。
もともと、時間を正確に守らなければいけない状況と知らない場所に行かなきゃいけない状況がおそろしくストレスになってしまうという特性を抱えておりまして、旅行自体がめっちゃ苦手なんですよね……年数回の出張がイヤすぎて転職した経験があるくらい苦手。
実を言うとイベントにサークル参加するのもかなり苦手。
でもイベント参加は苦手傾向が発現する前から習慣化してたこともあって、まだマシではあります。
手順や会場にも慣れ親しんでるし最悪サークル入場に間に合わなかった時のリカバリについてもよく理解しているからまだ耐えられるって感じです。
要は「もしうっかりやらかしちゃったら大変なことになる」って恐怖が強すぎるんですよね。
慣れればいいのでは……という話でもあるんですが、慣れる前にストレスでやられたのでもう無理に克服するのは諦めています。
指定席とかとらないでゆる〜く気まぐれに行くような感じの旅行なら割と楽しめるんですけどねー。
ていうか、これでも大分マシになったんですよ……映画をチケット予約して観に行けるようになったし……。

まあ私の苦手話はもういい。

GH大阪のノベルティとして用意してた沼クッキーが届いたはいいんですけど配り先がなくなっちゃったので(大阪行きがなくなったとオタ友に話したら、最近お迎えした仔犬を見においでと誘ってもらえたのでクッキーも持って行こうとしてたんですが、それも行政の自粛要請ニュースでお流れになってしまった……せつない……)ポリポリ食べてますw





見た目はアレですけど味はミルク風味でとても美味しいです!
また今度、次にイベント参加する時にでもリベンジで作って配布したいと思います〜。

ところで、イベントの延期も相次いでるだけでなくコミケも中止になったりで、同人向けの印刷会社さんもかなり苦しいとお聞きしまして……。
いつもお世話になってることを考えると、ちょっとくらい恩返ししたいなあと。
という訳で、過去に出した本の再録集でも作るかなあとか思ってます。
間違って自分の分も頒布しちゃってもう手元にない本もあったりするんで、ちょうどいいかもと思いまして。
普通に本を出せばいいじゃんという話ですが、すいません今ちょっと新しく何十ページも描くのかなりきっついw
なので過去の実績にすがってなんとかしようと思います。実績……?(むしろ黒歴史では)

とりあえず、最初に出した本「現実です。」から最近完売になった「無理のある暮らし」まで、頒布終了した本やイベントでだけ配布してた漫画とかを集めてみようかなーと……思ってざっくりページ数計算したら、100ページ近くになりそうなんですよ……。
描き下ろしも何ページかは入れようかなとか思ってたけどどうすっかなこれ……。

どのみちほぼ自分用のメモリアルブックみたいなもんなので、一般に頒布はしないで友達とかに配って終わらせる予定ではあるんですけども。
イベント参加の予定があれば無料配布しちゃえるんだけど、今年はもうそういう予定もないですしね……押し付けられる友達が本当に可哀想。
ただでさえみんな本の収納に頭を悩ませてるのに100ページ超えのいらねえ本押し付けられるとか地獄だな。
(その地獄を生み出すのはおまえだ)

そんな感じで、イベント参加はしばらくお休みしますが、ゆるーく活動はしていきますので、今後ともどうぞよろしくお願い致します。

最後になりましたが、Web拍手ありがとうございました!
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イベント参加情報を更新しました&「エンドレス・ポエトリー」観ました

  • 2020.03.16 Monday
  • 23:35
GH大阪3のスペースNo.が出たのとおしながきができたのでイベント参加情報に掲載しました〜。
当日は、無料配布漫画とノベルティを予定してます。
ノベルティは沼クッキーです。
沼の盤面をプリントしたクッキーです。
初めて依頼する印刷会社様なのでどんな仕上がりになるかドキドキですが、よろしければもらいに来てやってください……。

実は沼クッキーは前にも配布したことがあるんですが、その際は「……えっ、なんですかこれ!?」とめっちゃ不審がられたのが今でも忘れられません。
「クッキーです」「食べれます、大丈夫です」を連呼する羽目になったあの一日。
そして今回はもっとビビッドな、というか原作に忠実な絵にしたので「なんですかこれ」感がさらにひどいと思います。
絵面的には相当ひどいことになると思いますが、印刷会社様の言葉によれば、とても美味しいそうですので安心してお召し上がりくださると嬉しいです……。

んで、無配漫画も一応完成してます。
今週末にはコピーに行きたいなー。


話は変わりまして、この前アマプラで「エンドレス・ポエトリー」観ました!

ずっと観たかった映画だったんですが、なかなかアップリンクで上映されないしされたとしても都合の合わない日時ばっかりだし、アップリンククラウドには上がってこないしでもう半ば諦めてたんですよね……。
それがまさかのアマプラで公開されて、いやあ本当によかったよかった。

実際観てみての感想は……「美しいなあ」の一言。
観てからずっと「なんて言えばこの感覚を表現できるかな」って考えてたんですが、もう小賢しくいろいろ言ってもダメだこれ。アホはアホらしくシンプルに述べた方がまだマシだ。
ただただ、「美しいものを観た」という気持ち。それに尽きる。
そう言っちゃうと、絢爛豪華とか心洗われる風景だとかそういうのが連想されて誤解されちゃうかもなんですけど、違うんです、視覚で感じる美しさではないんですよ。
画面的な美しさももちろんあって、例えばカフェ・イリスの静寂を表現した空間デザインとか、両親から絶縁を言い渡された時に星型の金紙を降らせるシーンとか、タロット占いのシーンとか、単純に美しいと思うものも多かったです。
でもそういうものとは異なる、街角で内蔵をはみ出させて倒れる人に子供たちが群がる場面や、小人症の女性とのリアルめなラブシーンといった死や生々しい性を描くシーンですら、どこか夢の中のような美しい印象なんですよね。
おそらく、演出として、わざと安っぽい書割を多用したり嘘っぽさを強調したりすることで、現実味をほどよく払拭しているからなんだとは思うんですが……映画というよりも、舞台っぽい演出です。

先日観た「ミッドサマー」とこの点で真逆なのが、なんというか観るタイミング的にも面白いなあと。
「ミッドサマー」は美しいのにどこか色褪せていて、しかも美しさとグロテスクを同時に表現していましたが、「エンドレス・ポエトリー」は色鮮やかでも美しい風景を描いてもいないし時にはグロテスクなシーンもあるのに、すべてが美しいと感じさせる何かがあるんですよね。
おそらくこれ、2つの映画を観る間に数年とか経ってたら、対比として思いつくことすらなかったろうなー。

「エンドレス・ポエトリー」に美しさを感じるのは、多分ですが、物語が主人公のすべてを肯定しているからなんだろうと思います。
青春の輝き、なんて言うと陳腐ですけど、とにかくそういう類のものを追体験させてくれるような感じ?
主人公は自分自身を持て余すこともあるし、時にはひどいこともする、そういうすべてを人生の一部としてただ受け入れようとしている映画なんだと思いました。
傷を癒してくれる軟膏のようなイメージ?いやそれ美しいの?
でもこれ若い頃に観てもあんまり感動しなかったかもしれない。いや、どうだろうな……意外と違う観点で感動したりするかもしれないな……。

自分自身では「エンドレス・ポエトリー」に登場する芸術家たちのような生き方は到底できないとも思うので、そういう意味でも眩しかったなあ。
主人公は親からお堅い仕事に就くことを期待されて育って、でも心の声には逆らえずに詩人として生きることを選ぶ訳ですが、なんていうか魂にそういうコンパスを持ってるってすごいよなあと。
まあ私自身も親や祖父母から期待された生き方を蹴っ飛ばして今の怠惰な人生がある訳なんですけど、どっちかというと私の場合は「いや今まで我慢してずっとやってきたけどやっぱ無理無理!私の魂はこれは嘘だやりたくないってずっと言ってる!」って逃げただけのことだから、真逆なんだよなー。
基本的には流されるように生きてるんだけど、ど〜してもやりたくないことが立ちはだかると「もう無理ですすいません」て逃げるっていう生き方なんだよな。いや一応それなりに適応すべく努力はするけども……少なくとも、ドクターストップかかるレベルくらいには頑張ってからの逃避なので許してほしい……。
自分としては、特にやりたいことがある訳じゃなくとにかく平穏にのんびり生きるための選択しかしていないので、主人公や芸術家の皆様のようにどうしてもやり続けたいことに向かって行動していくという生き方は、本当に眩しいし美しく感じます。

とりあえず映画の中で一番印象に残ったのはステラ様の「復讐のヴァギナにひれ伏すがいい!」というお言葉。
ゲイバーで自分の彼氏が襲われそうになったのを鉄拳で排除した後に胸をはだけて放つこのセリフ、かっこよすぎてしびれました。
(……でもこの後のシーンはかなり悲しかったけどね……)

ちょっと芸術的な面が強いので万人にお勧めできるタイプの映画ではないですけど、「エンドレス・ポエトリー」は自分的には観れてよかったと感じる作品でした。


最後になりましたが、Web拍手ありがとうございました!
励みになります……!

無配漫画やってます&「ミッドサマー」観てきました

  • 2020.02.29 Saturday
  • 22:23
世間ではイベントごとの中止が相次いでおり、「人の集合がやばいってんなら電車とバスの通勤も中止してくれよお」などと友人とボヤいている昨今ですが、大阪ギャンハイも心配ですよね……。
とりあえず、私はイベントが開催されるのであれば、参加する予定でおります。
一応、ホテルなど準備はもうしちゃってるし。
同居人も一緒に行く予定なので、「イベント中止だとしても旅行として行くかー」などと話し合っております。
早期収束してくれるといいんだけどなあ。

という訳で、無配漫画を亀の歩みで進めています。

ホントもう絵を描くモチベがなかなかあがんなくなっててアタリから直接ペン入れしちゃうレベルなんですけど、これ結局時間かかったりあまりにもデッサンおかしくなってますますやる気が削がれたりするので逆効果なんだよな本当は……。
でもさー漫画描いてて常々思うんですけどねー「なんで同じ絵を何度も何度も描かなきゃいけないんだよ」っていうね。
しかも下描きが一番納得いく出来だったりするし。
いやホントなんでこんな趣味やってるんだ私……マゾなのか……。
一人SMですよ本当に。

あ、あと、大阪ギャンハイ用に、昔作った沼Tシャツを新たにTシャツプリントの企業様に作成していただきました!

1枚から格安でプリントしてくださる「白Tダケ!」様にお願いしました。
キレイに作っていただけて満足です。
今度はトートバッグとか作りたいなー。

話は変わりまして、映画「ミッドサマー」観てきました!
いやもう面白かったです。
画面の美しさもストーリーも期待通りで本当に良かった。
でも「怖いのかなー」とドキドキしていたんですが、想定していたよりは自分的には怖くなかったのがちょっと意外でした。
ここから先はネタバレになるので隠させていただきます。
1回しか見てないしあえて他の方の感想を見ずに書いているので思い違いしてるシーンも多いかも。
すいません。
▼▼▼ここから▼▼▼

総合的な感想は、「ホラーというよりウミガメのスープ的なイメージだなあ」という感じでした。
なんていうか、最初の方に出てきた伏線を全部キレイに回収していくのが「答え合わせ」って感じで、怖いより「あーあーなるほどー!」って思っちゃったんですよね。
この辺の演出が本当に上手くて、ちゃんといろんなヒントがしっかり印象的に提示されてて「なんだこれ」って思ったものはほぼほぼ全部ちゃんと「こういうことだったのか」って判る親切設計で大変快感です。
例えば、村に到着して間もない頃に若者たちが踊る「愚か者の皮剥ぎ」とか捕らえられた熊とか愛の魔法を描いた絵とか熊が燃えている絵とか。
その他にも、村の手前の広場でトリップした時に語られる「すべてのものは調和している」という言葉が一貫した哲学として提示されてたことに気づくと、運命は物語の最初から始まってたんだな……ということにも気づかされます。
ダニーは血のつながった家族や愛する人を失ったけど、ペレの言葉通りとすればホルガ村の人々と家族になった訳で、ある意味循環のひとつなのかなとか。ちょっとこじつけですかねw
ペレがクリスチャンの替わりになるのかなーと一瞬思ったんですけど自分的にはなんか違って、ペレがダニーに向けた愛情って一見すると恋愛感情にも見えますけど、私的にはアガペーに見えるんですよねあれ。
悲しんでる存在を救いたい、特別な日を迎えた人を祝いたい、称賛を受けるべき人を祝福したいというだけで、もしあの後にペレとダニーが結ばれたとしても、ペレからダニーに向けている気持ちはおそらく「そうなるべく決められた相手」というだけで、いわゆる燃えるような恋心や時とともに深まる愛着ではないように思える。
ペレ役の人はそういう演技をしているな、と思えました。
物語の描き方もかなり丁寧だなと感じました。
ダニーの気を遣う割に依存的な性格とかクリスチャンの優柔不断で安易に流されてしまう卑怯な性格とかがよく伝わる細やかなエピソードの積み重ねが本当に丁寧。
ホルガ村の人々の感情表現やダニーへの共感の仕方が非常に儀式的で薄気味悪く感じさせる流れも見事でした……一緒に泣いてくれたってあれじゃ嬉しくないよ……逆に不愉快だよ……と冷静な観客は思うけど、その不快感を表明するどころか不快感を抱くこと自体ができないほど苦しんでいるダニー、という非常〜〜に手の混んだ場面設定ですよねあれ……。

しかしビジュアルが本当にすごかった。
ていうかずるいよね白人種の皆様は!
あの可愛い衣装やキレイな花冠が本当によく似合うんだもん。
地域は違うけどミュシャの絵を思い出しました、あの花冠。
ファンタジーのエルフかよという夢のような美しさ。
北欧の人々ってみんな美形というイメージがありますけど、そのイメージまんまで眼福眼福。
そんな中、ダニーのビジュアルがまた絶妙。
もちろん美人な女優さんではあるんだけど、あの村ではややファニーフェイスかつスタイルもぽっちゃり気味でちょっと浮いてしまう感じ。
その浮いてる感じが本当に絶妙でなんつーかよく考えられたキャスティングだなあと。
一部の建物も「カリガリ博士」を思い出す絶妙な歪み感を持たせてあって、禍々しい雰囲気がまた素晴らしい。
また、村のそこかしこで人々が踊ったり歌ったり謎の動きをしているシーンも多くて、「何かこの感じ、既視感があるな……」と思ったんですが途中で映画「田園に死す」との共通点を感じました。
画面のすみっこに謎の人々が様々な動きをしているのは、それぞれに演出意図は違うと思いますが閉鎖的で謎の文化を強く感じさせる点ではとても似てるな〜と……。
そして特に印象的だったのは、ダニーが花の女王に選ばれたシーン。
花冠の花々が呼吸をするように花弁を開いたり閉じたりしていて、キレイでありながらもすごくグロテスクになっているのがとても印象的でした。
テーブルに盛られた肉も呼吸をするかのように刻々と形を変えていて気持ち悪かったし……。
あ、そう言えばあのシーンで気づいたんですけど、ホルガ村の人々はテーブルを囲んでいたけど食事って実際してたんですかねあれ。
お皿には食べ物が乗っていたしナイフとフォークを動かしているし、フォークを口に運ぶ動きはちゃんとやってるんだけど、フォークに食べ物が刺さっているのが確認できなかったんですよね……。
なので、「皿で食べ物をカットはしているけど食べてはいない」っていうように見えて。
もしこの辺に何か意味があるなら知りたいし、見間違いもしくはキャストが実際に食べちゃうと食べ物を盛り直さないといけなくてリテイクが面倒になるから食べるふりだけしていたならそれはそれでちょっと知りたいw
ラストシーンのダニーは花の女王というよりむしろ花に埋もれた人になってて「女王とは」と思わせられたし花冠の形も新しくなっていて、全体的に見ると王冠のようでありながらも道化のようでもあるのが意味深なデザインだなあと思いました。

ダニーの選択と、愛する人が燃えていくのを見ているのに笑顔になっていくシーンはとても深いですよね。
ホルガ村の伝承の通りに、悪しきものが深淵に帰ることで村の禍とともにダニーの抱えていた苦しみも取り去られたのかな……とか、愛する人だけど同時に自分を苦しめる人でもあったことに気づいて安堵したのかな……とか。
この辺りは人によって解釈変わるかもですねえ。

そういえば、マヤちゃんは儀式の後に「感じるわ、赤ちゃんを」言うてましたけどあれ本当に受精できますかね。
確か、最初に提示されていた愛の魔法の絵によれば、月を経た証の血を混ぜた飲み物を相手に飲ませるようで、実際みんなが飲んでるジュースはグレープフルーツジュースっぽい黄色なのにクリスチャンの飲み物だけが不自然にオレンジ色になってて、あの魔法も実践されてたのが想像できるんですが……とすると、せいぜいその日から1日2日しか経ってないであろうと考えると、その……まだ終わってないんじゃないですかね、生きる理(by 島袋全優先生)。
もちろんタイミングによってはそれでも妊娠は可能ですけど、でも可能性は相当低くなるだろうしなあ。
あるいは「前の生きる理の時の血を保存しといた」ということなんかね。
なんかやたら薬草の扱いが発達してる村だし、そういうものの保存方法もあるということにしとくべきかもしれませんね……。

それにしても、キャストの名前にビョルン・アンドレセンがあったのを見た時にはビビりました。
村で最初のショッキングな儀式に登場したあのお爺さんを演じたようで……キレイな人は年老いてもキレイだなーと改めて思いました。

あ、最後になっちゃったけど、物語の最初の方でダニーが家族を失い泣き崩れているシーンにだんだんと音楽がかぶっていって、音楽と彼女の声が混ざっていく演出はマジで神経にきました。
もう画面には人物が写っていなくて吹雪の街中がいっぱいに、そして不安をかきたてる音楽が支配する中、音楽とともに続いているのかそれとも自分の幻聴なのか不安になるダニーの声……観客をダニーの不安に取り込んでいく演出がすごかったです……。

▲▲▲ここまで▲▲▲

しかし、映画のパンフレットが売り切れてて購入できなかったのがとても残念です。
噂によると、パンフレット裏表紙にルーン文字で書かれた文章があるらしくて……あーすごい欲しい。
でも「カメラを止めるな!」のパンフも一時期は絶望的でしたがちゃんと再販されましたし、「ミッドサマー」のパンフもきっと再販されると信じたいです……。

それにしても、時節柄、映画館のスタッフさんがひっきりなしにあちこちを消毒していて大変そうでした。
お疲れ様です……。


最後になりましたが、Web拍手ありがとうございました!
励みになります〜。

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